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<<   作成日時 : 2005/11/25 18:10   >>

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<皇室典範>有識者会議が報告書 女性・女系天皇容認を柱に

 小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東京大学長)は24日、女性・女系天皇の容認を柱にした報告書をまとめ、首相に提出した。女性・女系容認は「社会の変化に対応しながら、多くの国民が支持する象徴天皇制の安定的継続を可能にするうえで大きな意義を有する」と結論づけた。報告書を受け、政府は来年の通常国会に皇室典範改正案を提出する。皇室の長い歴史の転換で国民の理解を深めることが課題になるうえ、政府・与党の一部には異論が残っており、調整は曲折も予想される。
 女性・女系容認以外では(1)皇位継承順位は直系優先で出生順の「長子優先」とする(2)皇室の範囲は天皇との世数を限定しない現行の「永世皇族制」を維持する(3)女性皇族は婚姻後も皇族にとどまり、配偶者や子孫も皇族となる――などを盛り込んだ。
 男系維持派が主張する1947年に皇籍離脱した11の旧宮家の皇籍復帰は「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点がある」と退けた。そのうえで、女性・女系容認について「男系男子限定に比べ、格段に安定的制度」と指摘。さらに「女性の社会進出も進み、性別による固定的な役割分担意識が弱まる傾向にある。積極的に受け入れ、支持する素地が形成されている」と記した。男系維持派からの批判に応える形で「幅広い国民の支持が得られる制度である限り、正統性が揺らぐことはない」とも主張した。
 皇室の範囲は永世皇族制維持を採用する一方、「その時々の状況に応じて、弾力的に皇籍離脱制度を運用し、皇族の規模を適正に保つことが適当」とも指摘した。【野口武則】
 ◆「皇室典範に関する有識者会議」の報告書骨子
 ・男系男子の皇位継承維持は極めて困難。
 ・旧皇族の皇籍復帰は国民の理解と支持、安定性、伝統の視点から問題。
 ・女性・女系天皇の容認は象徴天皇制度の安定的継続を可能にする。
 ・「長子優先」による皇位継承は制度として分かりやすく、優れている。
 ・天皇・皇族の子孫は世数を問わず皇族の身分を有する「永世皇族制」。
 ・女性皇族は婚姻後も皇族にとどまり、配偶者や子孫も皇族となる。
 ・女性天皇、女性皇族の配偶者の名称は今後の検討課題。

(毎日新聞) - 11月24日20時29分更新

 女性天皇と女系天皇はかなり意味が異なることらしいのに、同列で語られているところに国民の理解が得られるのか疑問です。

 皇紀2600年というのは大げさにしろ、千数百年続いてきた天皇制をそう簡単に変えてもいいものかという気がします。そもそも、天皇制自体が他の制度から離れた存在なのだから、ここで男女平等みたいなことを言うのはナンセンスではないでしょうか。

 何百年も今まで天皇の血統を続けてきた方法があるのだから、今後もその方法で伝統を守っていくのが良いように私は思います。そりゃあ中には、「側室」だとか受け入れ難いものもあるかとは思いますが、旧宮家からの養子などは別にかまわないのではないでしょうか。今の世の中、天皇の世継ぎ争いとか、天皇を利用して革命を起こすだとかは、まず起こらないでしょうから、私は天皇制男系の伝統を守るほうに重点をおいた案が良いように思います。

 どちらにしろ、どのようにするのが天皇制の伝統を維持することになるのか。世界にも稀な天皇という価値を維持していく方法となるのかを良く考えたうえで結論を出すべきではないでしょうか。変な言い方になりますが、天皇という外交的価値のある存在に関することなのだから、外国からの目も少しは考慮するべきだと思います。

 天皇制の伝統を崩すと次はどうなるか。たぶん、もう伝統は崩れたのだから、天皇制に意義はないという方向に事は進むのではないでしょうか。天皇制をもう止めてしまおうという国民的な合意があるのなら良いのですが、そこを良く考えない案は天皇制廃止に繋がる案ではないかと思います。

 この報告書に対する与野党幹部コメントというのが毎日新聞にありました。

皇室典範:有識者会議報告書に与野党幹部コメント

 皇室典範に関する有識者会議の報告書に対する与野党幹部のコメントは次の通り。

 ▽武部勤・自民党幹事長 大変意義深い報告が出された。評価したい。広く国民の声を聞いて成案をまとめ、次の国会で実現できればと願っている。(女性・女系天皇の容認は)いいことだ。

 ▽市田忠義・共産党書記局長 天皇が男性という合理的な根拠はなく、女性・女系天皇を認めることは賛成だ。(長子優先は)吟味したい。法案(皇室典範改正案)への対応は皇族が増えるという問題などもあるので、詳細をよく検討したい。

 ▽福島瑞穂・社民党党首 男性しか天皇になるのを認めないのは、男女平等の観点から間違っている。天皇制はどうあるべきかの議論はあるが、法案には基本的に賛成だ。ただ、女性天皇を認めれば宮家が増える。予算の問題もあり、上限設定などの工夫が必要だ。

 ▽冬柴鉄三・公明党幹事長 有識者会議が、男系か女系かなど問題とされていた点を十分に調べたうえで結論を出したのだから、答申内容はそのまま立法化すべきだ。いろいろ議論すべきものではない。

 ▽鳩山由紀夫・民主党幹事長 将来女性天皇が誕生する可能性が開かれた。その方向は尊重されるべきだと思う。長子優先か男子優先かの議論は、党としてまだ意見をまとめていない。焦眉(しょうび)の急だという議論でもない。慎重な判断も必要だ。

毎日新聞 2005年11月24日 20時56分
 
 武部さんは相変わらずのイエスマンぶりですね。鳩山さんの「焦眉(しょうび)の急だという議論でもない。慎重な判断も必要だ。」という意見に大賛成です。
 
 共産党、社民党が賛成している時点で、この案の胡散臭さを感じるべきだと思いますし、公明党の冬柴幹事長の「答申内容をそのまま立法化すべきだ。いろいろ議論すべきものではない。」という意見にいたっては、「何を裏で考えているのだろうか?」という警戒をしなくてはいけないと思います。
 
 公明党がここまでもろ手を挙げて賛成している案をそのまま通すのは危険です。
 愛子様を創価学会から守りましょう。(最後の言葉は意味不明)

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 初めて楽天広場に記事を書いたのがちょうど一年前、「中島らも追悼写真展東京開催へ」なる記事であった。以来三百六十五日全て埋めてきて、今日から二年目に突入した。 去る十月九日に「愛子内親王殿下がおかわいそう」なる発言をしたが、世の中には似た様な事を考える... ...続きを見る
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
「皇室典範改正は慎重に」について
>愛子様を創価学会から守りましょう。(最後の言葉は意味不明)
言いえて妙なり。確かにご意見は一理ありと理解します。

私が、今回の問題に賛意を提唱するのは、雅子妃殿下の御意志を感ずるからです。過去の世襲制は宮家等との同族血縁に固執した為、医学的な劣勢遺伝が表面化する危険性を包含しています。妃殿下は余り対外的なご意見を述べられませんが、恐らく愛子様お一人しかその胸中には無いのでは?と思います。ある意味で、妃殿下の人生の全てがこの典範改正にある様に感じます。皇后美智子様に始まる、皇室の開放の流れは、ある意味で皇室崩壊の危機とも言う状況も確かに存在します。しかし時代の流れは有っても国民的な意識の崩壊には至る事はないし、有っては成らないと認識します。確かに皇室不要論が存在する事も事実であり、叉、其れを不敬とする意見もあるのも事実。しかし是は国民の総意で決める問題。時代の流れと歴史が何れ答えを出すでしょう。今は是で良しと認識致します。
Itukyuu
2005/11/26 00:03
皇位継承問題について私が完璧な解決法を提示いたしましょう。
どうしても男系でなきゃだめだとするなら「側室制度」の復活しかありません。ウン!
本妻がだめならおめかけさんに男子を産ませる。
これはまことに日本の伝統にのっとった格式豊かで合理的な解決法です。
なんたって過去の天皇の半数近くは「非嫡出子」ですから。
ぜんぜん問題ナッシング!!
こうやって天皇家は男系を維持してきたんだから愛国心豊かな皆さんも
声高に「おめかけさん」制度の復活を叫びましょう!!
なぜ男系天皇制を主張する皆さんがこの「おめかけさん」制度を主張しないのか不思議です。
大王
2005/11/26 01:00
昭和天皇が、側室制を廃止した時点で、男系による皇室の継承はほぼ不可能になったと言っていいと思います。
日本の皇室は世界にも例を見ないくらい、長く続き、国民から愛され続けた存在ですが、いまさら側室制を復活出来ない以上、現在の皇室は、愛子天皇を持って終わると言えるでしょうね。
その後、天皇制が続いたとしたら、それは今の天皇制とは別の、新しい皇室の誕生と言うことになるんでしょうね。
クルトンパパ
2005/11/26 06:40
 皆様コメントありがとうございます。
 天皇制があたらしい方向に向かっていくというのが国民の合意というのなら、仕方ないことかもしれません。ただ、「このように改正したら、天皇制はこの先も安泰だ。」と、のほほんと考えていたら、違う方向に向かうのではないかと危惧しています。
カクテル
2005/11/26 08:42

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